【46日目】ChatGPT APIで問い合わせメールの自動返信ツールを作ろう

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今回は、ChatGPT APIとPythonを活用して、お問い合わせメールに対する自動返信文を生成するツールを作成します。フォーム送信後に「お礼」と「内容確認」のメールを自動で返信する仕組みを構築することで、顧客対応の手間を大きく軽減できます。

1. ツールの目的

  • 問い合わせに対して自動で丁寧な返信を生成
  • 件名・挨拶・本文・締めの構成を含む
  • 問い合わせ内容の要約やカテゴリ分類も可能

2. 環境準備

2-1. ライブラリのインストール

!pip install openai

2-2. APIキーの設定

import openai

# ChatGPT APIキーを設定
openai.api_key = "sk-あなたのAPIキー"

3. 自動返信生成関数

def generate_auto_reply(inquiry_text):
    """
    問い合わせ内容に対する自動返信文を生成する関数。
    """
    prompt = f\"\"\"
    以下のお問い合わせに対して、自動返信メールの文面を作成してください。
    件名、挨拶、お礼、問い合わせ内容の確認、対応予定、締めの挨拶を含めてください:\\n{inquiry_text}
    \"\"\"

    response = openai.ChatCompletion.create(
        model="gpt-3.5-turbo",
        messages=[{"role": "user", "content": prompt}],
        max_tokens=350,
        temperature=0.4
    )

    return response["choices"][0]["message"]["content"].strip()

4. テスト実行

inquiry = "商品の仕様について詳しく教えてください。特にサイズや素材について気になります。"

reply = generate_auto_reply(inquiry)
print(reply)

5. 出力例

件名:お問い合わせありがとうございます(商品仕様に関するご質問)

〇〇様

このたびはお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。

お尋ねの件につきまして、現在確認中でございます。
サイズや素材に関しての詳細情報を、担当部署より追ってご連絡差し上げますので、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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〇〇株式会社 カスタマーサポート

6. 応用活用

  • フォームと連携して即返信
  • 問い合わせのカテゴリを抽出して部署振り分け
  • 内容によって返信文をテンプレート分岐

7. まとめ

今回は、PythonとChatGPT APIを使って問い合わせメールへの自動返信文を生成するツールを構築しました。カスタマーサポートの負担軽減や顧客満足度の向上に役立ちます。今後はより高度な内容分析や返信文のカスタマイズも目指して発展させましょう!

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