前回は、PythonからChatGPT APIを使って質問を送る方法を学びました。
今回はその応用として、「ユーザーが入力 → ChatGPTが応答」するチャットボットをPythonで作ってみましょう。
PythonでChatGPTチャットボットを作る目的
- 対話形式でChatGPTを活用したい
- 複数回のやり取りを記録・継続したい
- 将来的にLINEやWeb連携も見据えたい
サンプルコード｜ChatGPT簡易チャットボット
import openai
# APIキーを設定（自分のものに変更してください）
openai.api_key = "sk-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx"
# 会話履歴の初期化
messages = [
{"role": "system", "content": "あなたは親切で丁寧なアシスタントです。"}
]
print("チャットボット開始（終了するには 'exit' と入力）")
while True:
user_input = input("あなた：")
if user_input.lower() == "exit":
break
messages.append({"role": "user", "content": user_input})
response = openai.ChatCompletion.create(
model="gpt-3.5-turbo",
messages=messages
)
reply = response.choices[0].message["content"]
print("Bot：", reply)
messages.append({"role": "assistant", "content": reply})
コードのポイント解説
messages：会話履歴を保持（ロール付き）while True：チャット形式で何度もやりとり可能exitと打てば終了
実行例
あなた：こんにちは
Bot：こんにちは！今日はどんなご用件でしょうか？
あなた：Pythonのリストって何？
Bot：Pythonのリストは複数の値をひとまとめにできる便利な構造です...
まとめ｜対話型AIの第一歩
- ChatGPT APIを活用することで自作チャットBotが簡単に作れる
- 会話履歴を管理すれば、文脈のある応答が可能
- 今後はGUIやLINEなど外部連携も可能
次回予告｜音声入力 × ChatGPT でAIアシスタント化
次回は、音声入力＋ChatGPTを組み合わせて「話しかけると答える」AIアシスタントを作ります。
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